神言より
○この地球は一番先に富士が噴火をして、四国が出来て、瀬戸内海に島が二つ、本州は
(中国)大陸と陸続きであった。
○この地球を、この日本を初める時には、この世界は泥海の世界で何にもなかった。それ
をわしはああもし、こうもしてと精一杯に作ってみたが、この営みはこつこつとやらねば
出来ん仕事で、長い年月歳月をかけて創ったが、わしが初めに考えたよりもちっと違った
ものが出来た。これでも使えんこともなかろうとこの世界の営みを初めてみた。
○この地球を回転させるために必要な場所に大陸を作り、高山を高原をどんな小さな岩石
でも地球を廻すために必要な場所においてある。水車を廻すと風がおこる。風車と一緒で
海流で地球の回転が出来ておる。
○地球の温度を一定に保つためには、山にも陸地にも海底にも沢山の鉱物、金物、大小金
銀塊を沢山にちりばめておいてある。太陽と星の光と熱と金の光とが地熱と水蒸気となっ
て交差をして風がおこる。それで地球の回転が出来ておる。金塊をかたっぱしから掘り出
して使うてもらうと地球の回転にも支障が出来る。地球がだんだんと傾きだす。草木が枯
れる。植物が育ちにくい。どんどんと砂漠が広がる。海水の温度を保てんと魚も育たん。
○この地球はちょうど百億六千万の物質で成り立っておる。それで地球の回転が出来てお
る。一つでも欠けたら地球は使えん事になる。鉱物、金物、動物、草木を育てるも、腐ら
すことも出来ていく。
○この日本の国は、火の国、根の国、底の国。日の丸の印はわしが授けた。
この地球木は、日本の根が枯れると地球は使えん事になる。
○この世界(宇宙)は大きなかたまりで、それから日(太陽)が飛び出して、いろいろの
星が飛び出して、月が飛び出して残った ものが、お前達の住んでおる地球である。全て
の星はこの地球を廻すための営みを、働きをかけておる。れんたんと同じで星がともって
おる間は働きをしておるが、消えると散っていく。
○わしは今から三千年のその昔、モーゼを下げ、インドの釈迦を下げ、キリストを下げ
聖徳大師には、この日本の国は大和の国で一人の人が和を作る事を説かし、わしは弘法大
師として世に出て、ひらがなの字を作り、今日この事あるをもって、その間にはいろいろ
の人を下げて、日蓮には風を吹かす力を授けて、この日本の国土を守らし、日蓮までは仏
として仏の因縁因果を説かし、(中山)みきは神として表に出して、ひらがなの字で本
(おふでさき)を書かせ、お前(お日さん)に話しておるも(中山)みきに話してあるも、
おんなじ事を話をさしてある。人がどうして生まれたかの話(元の話、元の理)は(中山)
みきにさしてある。お前にこの話をしておる間がない、分からん事は人にも聞いてみて
くれ尋ねてみてくれ。お前は助け一条に立て。
仏教では、キリスト教ではこの世界は救われんぞ。(※)天理教でなかったらこの世界は
救われん時が来たぞ。
(※)この「天理教」は、今の天理教本部(組織)ではなく、教祖の説かれた「天理教の
教え(教義)の意味と思われます。特に、他宗教にはない「元の理(人間創造の話)」
と思われます。
○今の天理教の組織は一列の陽気暮らしの話をしておりながら、徳川幕府と一緒で江戸家
老国家老。世界助けは出来ても、一列ならしの陽気暮らしにはほど遠いぞ。
○天理教の者は、信者がお供を運ぶのが当たり前の様に受け取っておる。運んでおる信者
の苦労が分かっておらん。残念な。(私は)天理に入って三十年になりますが今の天理教
の組織には納得が行きません。お月様は天理教だけではないぞ。いずれの世界も一緒ぞ
(と言われています)。
○『おふでさき』を一通り読みましたが、世界戦争で火水風の大掃除となって地球の陸地
三分の一世界の人口四分の一になると『おふでさき』には書いてありません。お月様はこ
の『おふでさき』は、まだ三分の一あるぞと申されました。(天理)時報社に行って神さ
んが『おふでさき』はまだあるといわれますがと言いますと「そんなものはありませんよ」
と断られましたが、後日文部省に没収されたと聞きました。
○小鳥の声を聞き、うまい実がなったら食える様に、海には魚を育て、人と人とは話しあ
いが出来てこの世を楽しく生きていける様にと、影からの働きはどれだけぞ。お月様はこ
う申されて泣かれました。
この営みを思ってくれたらお前達仲良く誠真実に暮らしてくれるのが本当ではなかろうか。
欲が過ぎるから何時でも戦争をせんならん様になる。
○お前達の住む世界はこの地球以外にはないはず。この事がよく分かっておりながら
ここからここまでわしの国、ここからここまでわしの海と、喧嘩は欲の取りあいで、金は
自国で作ってその金の取りあいをやって経済が行きづまると何時でも戦争をやる。
○人生わずかしか生きてはおらんのに人殺しの道具ばかり作って情けない残念な。この世
の改善をせん事には何時までも戦争を続ける。欲と宗教の喧嘩を、人種の喧嘩を何時まで
も繰り返す事になる。言語も自国の言葉を使うから、言葉の行き違いで喧嘩にも戦争にも
なる。戦後は日本語を話す事になる。
○お前達は遊びを仕事にして大金をかける。真面目に働く者が馬鹿を見る。遊びは遊び仕
事は仕事と、この世の世直しをせん事には非行に走る者がどんどんと増えて、どうしよう
もない世界が来る。
○今のお前達のしておる事をみておると子供がまま事をしておるとおんなじで成人が出来
てはおらん。欲の取りあいは日本で出来た品物を、自動車をアメリカに送り、アメリカで
出来た品物を自動車を日本に送り、やったり取ったり。似た様な品物を山の様に作って
いつ誰が買いに来てくれるやら分からん品物を倉庫に、店先に山と積んで、人件費をかけ
て税金をかけて、どうしたら品物が売れるか、難儀苦労をしてあくせくと日を暮らす。売
れ残るとごみにぶち込んで焼く。むだな時間を費やして、五万年もかけて作った地球の資
源のむだ使いをして情けない。
○人生わずかしか生きてはおらんのに、資本を使って自分の好き勝手な品物ばっかしを作
っておるから、何時でも経済が行きづまって来る。つまって来ると人殺しの道具を作って
戦争をやる。わしも言う事をきかん子供はいらん。 わしもしっかり種をまこうと良い種
といらん種の選別をする。断りを言うておく。承知をしてもらう。
○わしは地球の子供に点をつける。十点を満点として人間心半分(5点)あるなら種として
残す。人を殺す道具を作る道具人もいらん。阿呆はどうしようもない。中庸の人間を残す
ことにする。
○戦争が始まると同時に地球上のあらゆる物は公共共同の物とする。衣食住、山林、植林
森林、土地所、建造物、温泉、鉱物、金物、地球上のあらゆる物は、すべてわしが貰いう
けることにする。わしはお月様。誰でも何でも食べて何でも使える様にと公共の物とする。
この事のいやな者は地球上に生存を許す事は出来ん。この話をしておきたい。承知をして
もらう。
○この地球は今までに百二十六回、天変地変があって来た。今度で百二十七回目になる。
わしはこの地球の作り直しをする。わしの今度の仕事は、この地球初まっての、宇宙初ま
っての大仕事じゃあ。
○この地球はわしが創ったもの。わしのもの。お前達はわしの子供でお前達の身体もわし
が貸してある。
○この地球は元はといえば、わしが創ったもの。わしのもの。お前達には貸してある、お
前達の身体もわしが創った。心は自由に使うためにやってある。貸した地球も、お前達の
身体も返してもらう日が来る。承知をしてもらう。
○「このもとはどろうみなかにうをとみと それひきだしてふうふはじめた」(第六号三
十二) (この元は泥海中に魚と巳と それ引き出して夫婦始めた)
「にんげんをはじめかけたハうをとみと これなわしろとたねにはじめて」(第六号四
十四) (人間始めかけたは魚と巳と これ苗代と種に始めて)
○顔は種 髪の毛は根 目が出て 息は息吹風 歯が出て舌は鰈(かれい) 食道は鰻
(うなぎ) 胃は鰒(ふぐ) 腸は黒蛇(くろぐつな) 男一の道具は鯱(しゃち)
女一の道具は亀(かめ)魚と巳と味わい、人間の身体をつくったとお月様はこう申されます。
○人間はこの世に生れ直って来るまでには、蝶畜類から八千九度生れ変わり出かわりして
この世に人に生れ直って来ておる。
○人の子の父母となり、親への、人の世の恩返しが出来てこそ、人に生れて来た甲斐が
ある。米の一粒も大根の一本も作った事のない、天地の恵みも親の恩も分からん人間が、
どれだけ立派な論文を書いてくれてもわしは受け取る事は出来ん。何億年もかけて作った
地球の資源の浪費をする。情けない。
○原油を、鉄を、金属を、潜水艦、戦闘機、戦車、大砲、軍艦、ミサイル、殺人光線と、
人殺しの道具を作って金儲けをして、何のための学問か。それでなくとも人間は生きて行
くためには全ての生命を断って日々罪を重ねて生きておる。情けないのう。残念な。神の
名を借りて欲の取り合いは宗教と人種の喧嘩をやって何時までも続けておる。モーゼ、釈
迦、キリスト、八百万の神々が喜ぶとでも思っておるかのう。子供の成人を望んでもこの
地球もまだ未完成じゃあ。
○人殺しの道具を作る製品を、労力を、生活用品、日用品に作り替えて見よ。豊かに暮ら
して行けるぞ。(お月さんは)人殺しの道具を作る事をやめてくれたら、わしもどんな働
きもしてやるぞと申されます。
○朝の日の出る前には、世界中の誰でもが起きて、朝の新鮮な息吹で長寿を保てる。
○朝な夕な月日星地に、光を貰いたいと願いをこめれば手の先から光が出て人助けも出来る。
○拍子木 時刻、 太鼓 月日、 すり金 雨、 琴 海の波、 笛 息吹風、
ちゃんぽん 夫婦、 三味線 親子孫三世、 道具を使うて願いづとめをすれば地震を鎮
める事も雷を止める事も、雨ごい、めばえ虫送り、身上(病気)事情と心通りの守護がも
らえる。
○お前達はこの世のあらゆるものを食い尽くし、罪の限りをつくしておるが、牛馬を、畜
生を食うてもらうと油が体内にとどまって血管がつまり神経痛等いろいろの病気の元にな
る。脳に油がたまると物事を考える能力を失い、心も荒々しく強暴になって人殺しでも平
気でやる。うつ病になる者と癌になる者が後をたたん。どうしようもない。助けようもない。
○(これからは)神があるものはある、ないものはないと、その者の心通りの守護をする。
働きをかける。先祖に、仏に、神に入り込んでもらって助けを取りたいと、その者の誠真
実の心使いを日々をみすまして先祖が、仏が、神が入り込んで働きをかける。これからは
親もいらん、先祖も、仏も神もいらん者に働きをかけん。心通りの守護をする。この断り
を言うておく。承知をしてもらう。